就労継続支援B型の作業内容10選!工賃や選び方も詳しく解説

就労支援について

「就労継続支援B型を勧められたけれど、具体的にどのような作業をするのか分からない」「自分にできる仕事があるのか、続けられるのか不安」と感じていませんか。

就労継続支援B型は、一般企業などで働くことが難しい方に対して、生産活動や就労に必要な訓練などの機会を提供する障がい福祉サービスです。

雇用契約を結ばず、体調や特性に合わせながら無理のないペースで作業に取り組める点が特徴です。

本記事では、代表的な作業内容7つに加え、近年取り入れる事業所が増えている新しい作業内容3つも紹介します。

さらに、工賃の目安や事業所選びのポイントまでわかりやすく解説しますので、B型事業所を検討する際の参考にしてください。

  1. 就労継続支援B型とはどのような制度か
    1. 事業所と雇用契約を結ばない働き方
    2. 利用できる対象者の条件
  2. 就労継続支援B型の作業内容は事業所ごとに異なる
  3. 就労継続支援B型で行う代表的な作業内容7選
    1. シール貼りや袋詰めなどの軽作業
    2. 食品製造や加工の作業
    3. カフェやベーカリーなどの飲食関連作業
    4. 清掃や環境整備の作業
    5. クリーニングや縫製作業
    6. 農作業や園芸作業
    7. 手芸やハンドメイドの創作活動
  4. 近年取り入れる事業所が増えている作業内容3選
    1. データ入力やWeb関連作業
    2. デザインや動画編集などのクリエイティブ業務
    3. eスポーツ関連の取り組み
  5. 就労継続支援B型の平均工賃の目安
    1. 仕事内容による工賃の違い
    2. 工賃アップにつながる可能性がある工夫
  6. 作業時間や通所頻度の特徴
    1. 1日の作業時間の目安
    2. 柔軟な通所スタイル
  7. 就労継続支援B型を利用するメリット
    1. 自分のペースで取り組みやすい
    2. 生活リズムづくりにつながる場合がある
    3. 人との交流につながる
  8. 就労継続支援B型の注意点
    1. 工賃が一般就労より低い傾向がある
    2. 事業所によって仕事内容に差がある
  9. 就労継続支援B型に向いている人の特徴
  10. 事業所選びで確認したいポイント
    1. 「できるか」だけでなく「やってみたい」も大切にする
    2. 見学や体験利用で雰囲気を確認する
    3. 将来の目標に合っているか確認する
  11. まとめ|就労継続支援B型の作業内容を知って自分に合った事業所を考えよう
    1. 福岡市博多区の 就労継続支援A型・B型事業所 「パラスポ」のご案内
      1. 選べる作業内容

就労継続支援B型とはどのような制度か

就労継続支援B型は、障がいや難病などにより、一般企業などで雇用契約を結んで働くことが難しい方を対象とした障がい福祉サービスの一つです。

利用者は事業所で生産活動や作業に取り組みながら、就労に必要な知識や能力の向上、生活リズムづくり、社会参加などを目指します。

ここでは、制度の特徴と対象者について見ていきましょう。

事業所と雇用契約を結ばない働き方

就労継続支援B型の大きな特徴は、事業所と雇用契約を結ばずに利用する点です。

そのため、最低賃金の適用対象にはならず、利用者へ支払われる報酬は「給料」ではなく「工賃」と呼ばれます。

一方で、通所日数や作業時間を相談しやすく、体調や生活リズムに合わせて利用しやすい点があります。

たとえば、午前中だけ利用する方や、週2〜3日から始める方もいます。ただし、利用できる日数や時間は、自治体の支給決定や事業所の体制、本人の状況によって異なります。

無理のない範囲で作業に取り組みながら、社会参加や将来的な就労に向けた準備として利用されるケースもあります。

利用できる対象者の条件

就労継続支援B型は、一般企業などでの就労が難しい方や、年齢・体力・心身の状態などから継続的な勤務に不安がある方が利用を検討できるサービスです。

具体的には、就労経験があるものの、年齢や体力面などの理由で一般企業で働き続けることが難しくなった方が対象になる場合があります。

また、50歳に達している方、障害基礎年金1級を受給している方、就労移行支援などを利用したものの一般企業等の雇用に結びつかなかった方なども対象例として挙げられます。

これらに該当しない場合でも、就労面の課題についてアセスメントを受けたうえで、利用が検討されるケースがあります。

障害者手帳がない場合でも、医師の診断書や意見書などにより申請できる可能性があります。ただし、最終的な利用可否は自治体の判断によるため、まずは市区町村の障がい福祉担当窓口に確認することが大切です。

就労継続支援B型の作業内容は事業所ごとに異なる

就労継続支援B型の仕事内容は、事業所によって大きく異なります。

軽作業を中心に行う事業所もあれば、カフェ運営、農作業、清掃、パソコン業務、創作活動などに力を入れている事業所もあります。

そのため、「B型では必ずこの作業をする」という決まりはありません。

自分の興味や得意分野、体調、作業環境との相性を確認しながら、事業所を選ぶことが大切です。

複数の事業所を見学し、雰囲気や仕事内容を比較してみると、自分に合った場所を考えやすくなります。

就労継続支援B型で行う代表的な作業内容7選

就労継続支援B型では、特別な資格や経験がなくても始めやすい作業が用意されていることがあります。

ここでは、多くの事業所で取り入れられている代表的な仕事内容を紹介します。

シール貼りや袋詰めなどの軽作業

シール貼りや袋詰め、部品の組み立て、検品、封入作業などは、B型事業所で多く見られる仕事内容です。

座って取り組める作業が中心の事業所もあり、手順も比較的覚えやすいため、初めての方でも始めやすい場合があります。

自分のペースで集中して進めやすく、人との会話が多すぎない環境を希望する方にも選ばれることがあります。

食品製造や加工の作業

お弁当やお菓子、パンなどの製造補助を行う事業所もあります。

計量、袋詰め、盛り付け、ラベル貼りなど、工程ごとに役割が分かれているケースが多く、自分に合った作業を担当しやすい場合があります。

衛生管理を意識しながら作業を進めるため、生活習慣を整えるきっかけになることもあります。

カフェやベーカリーなどの飲食関連作業

カフェやベーカリーを運営している事業所では、接客や調理補助などに関わることもあります。

最初は洗い物や盛り付け、清掃などから始め、慣れてきたら接客に挑戦するケースもあります。

地域の人と関わる機会があるため、コミュニケーションに少しずつ慣れていきたい方に合う場合があります。

清掃や環境整備の作業

施設内清掃、草むしり、企業清掃、建物周辺の環境整備などを行う事業所もあります。

身体を動かす作業が多いため、座り仕事よりも動きのある作業の方が取り組みやすい方に合う場合があります。

作業後にきれいになった様子を確認しやすく、達成感につながることもあります。

クリーニングや縫製作業

洗濯物の仕分け、たたみ作業、アイロンがけ、ミシンを使った小物制作などを行う事業所もあります。

ものづくりが好きな方や、細かな作業に集中したい方に合う場合があります。

制作した商品が販売されるケースもあり、自分の作業が形として残る点にやりがいを感じる方もいます。

農作業や園芸作業

野菜や花を育てる農作業、園芸作業を取り入れている事業所もあります。

水やり、収穫、袋詰め、出荷準備などを行いながら、自然の中で身体を動かせる点が特徴です。

屋外での活動を通じて、生活リズムづくりにつながる場合もあります。ただし、天候や体力面の負担もあるため、自分の体調に合うか確認しておくことが大切です。

手芸やハンドメイドの創作活動

アクセサリー制作、編み物、刺繍、雑貨づくりなどの創作活動を行う事業所もあります。

作品がイベントやネットショップで販売されるケースもあり、自分の作品が誰かに使われる喜びを感じる方もいます。

細かな作業が好きな方や、落ち着いた環境で集中したい方に合う場合があります。

近年取り入れる事業所が増えている作業内容3選

近年は、デジタル分野やクリエイティブ分野に力を入れる事業所も見られます。

ここでは、新しい働き方として取り入れられている作業内容を紹介します。

データ入力やWeb関連作業

データ入力、文字起こし、Web制作補助、記事作成補助などを行う事業所があります。

パソコン操作を学びながら進められるケースもあり、将来的に在宅ワークや事務系の仕事に関心がある方に選ばれることがあります。

ただし、求められるスキルや作業量は事業所によって異なるため、見学時に確認しておくと安心です。

デザインや動画編集などのクリエイティブ業務

チラシ制作、イラスト作成、画像編集、動画編集などを行う事業所もあります。

ソフトの使い方を学びながら進められる場合もあり、自分の得意分野や興味を活かしやすい作業です。

一方で、納期や修正対応が発生することもあるため、自分のペースと合うか確認することが大切です。

eスポーツ関連の取り組み

eスポーツを取り入れている事業所では、ゲームを通じた交流、配信補助、動画編集、イベント運営補助などを行う場合があります。

比較的新しい取り組みですが、共通の趣味を通じてコミュニケーションにつながるケースもあります。

ただし、内容は事業所によって大きく異なるため、単にゲームをする場所ではなく、どのような目的や作業として取り組むのかを確認しておきましょう。

就労継続支援B型の平均工賃の目安

就労継続支援B型の平均工賃は、厚生労働省の令和6年度実績で月額24,141円です。

ただし、これは全国平均であり、地域や事業所、作業内容、利用日数などによって差があります。

B型の工賃は一般就労の給与とは異なるため、工賃だけで生活費をまかなうことは難しい場合があります。障害年金、家族からの支援、各種制度などと組み合わせながら生活している方もいます。

仕事内容による工賃の違い

軽作業は、作業単価の関係から工賃が低めになるケースがあります。

一方で、パソコン業務、自主製品販売、施設外就労など、付加価値の高い仕事では平均より高い工賃になる場合もあります。

ただし、同じ仕事内容でも事業所によって工賃水準は異なるため、利用前に確認しておくことが大切です。

工賃アップにつながる可能性がある工夫

新しい作業へ挑戦したり、スキルを身につけたりすることで、担当できる仕事の幅が広がる場合があります。

また、工賃水準や仕事内容は事業所ごとに異なるため、複数の事業所を比較検討することも大切です。

工賃だけで判断するのではなく、作業内容、支援体制、通いやすさ、体調との相性も含めて確認しましょう。

作業時間や通所頻度の特徴

就労継続支援B型では、本人の体調や生活リズムに合わせて通所日数や作業時間を相談できる場合があります。

ただし、実際の利用日数や時間は、自治体の支給決定、事業所の受け入れ体制、本人の状況によって異なります。

1日の作業時間の目安

1日の作業時間は、4〜6時間程度としている事業所が多く見られます。

一方で、短時間利用から始められるケースもあり、体調に合わせて少しずつ通所時間を増やす方もいます。

無理をして長時間利用するよりも、継続しやすい時間から始めることが大切です。

柔軟な通所スタイル

週5日利用する方もいれば、週2〜3日から始める方もいます。

また、一部の事業所では、自治体の判断や支援体制などの条件を満たしたうえで、在宅での支援を行っているケースもあります。

ただし、在宅支援はすべての事業所で利用できるわけではありません。希望する場合は、市区町村や事業所に条件を確認しましょう。

無理なく継続できる通い方を、支援者と相談しながら決めていくことが大切です。

就労継続支援B型を利用するメリット

自分のペースで取り組みやすい

体調や特性に合わせながら作業量や通所日数を相談しやすく、無理のないペースで作業に取り組みやすい点があります。

生活リズムづくりにつながる場合がある

決まった時間に通所することで、生活習慣を整えるきっかけになる場合があります。

ただし、体調には波があるため、無理に通い続けるのではなく、必要に応じて支援者と相談することが大切です。

人との交流につながる

利用者やスタッフとの関わりを通じて、安心できる居場所や社会とのつながりにつながるケースもあります。

人との関わりが苦手な方でも、少しずつ慣れていける環境があるかを確認しておくとよいでしょう。

就労継続支援B型の注意点

工賃が一般就労より低い傾向がある

B型の工賃は、一般就労の給与と比べると低い傾向があります。

そのため、利用前に工賃水準や生活面について確認しておくことが大切です。

必要に応じて、障害年金や生活面の支援制度についても、自治体や相談支援専門員に相談してみましょう。

事業所によって仕事内容に差がある

希望する作業を扱っていない事業所もあります。

また、同じ「軽作業」や「パソコン作業」でも、作業内容や求められるペースは事業所によって異なります。

見学や体験利用を通じて、自分に合った仕事内容や環境があるか確認しておきましょう。

就労継続支援B型に向いている人の特徴

就労継続支援B型は、雇用契約を結んで働くことに不安があり、自分のペースで作業に取り組みたい方に合う場合があります。

また、生活リズムを整えたい方、少しずつ社会参加を目指したい方、一般就労やA型に向けて段階的に準備したい方にも利用されています。

ものづくり、パソコン、農作業、清掃、接客など、自分の興味を活かせる作業がある事業所を選ぶことで、継続しやすくなる場合があります。

ただし、B型が合うかどうかは本人の状況によって異なります。利用を検討する際は、市区町村の窓口や相談支援専門員、医療・福祉の支援者などに相談しながら進めると安心です。

事業所選びで確認したいポイント

「できるか」だけでなく「やってみたい」も大切にする

興味を持てる仕事内容の方が、継続しやすい場合があります。

最初から完璧にできなくても、少しずつ慣れていけるケースもあります。

「自分にできるか」だけで判断せず、「少しやってみたい」と感じる作業があるかも確認してみましょう。

見学や体験利用で雰囲気を確認する

ホームページだけでは分からない部分も多いため、見学や体験利用を通じて雰囲気を確認することが大切です。

スタッフや利用者の様子、作業環境、休憩の取りやすさ、音や人の多さなどを自分の目で確認してみましょう。

不安な点がある場合は、事前に質問をまとめておくと確認しやすくなります。

将来の目標に合っているか確認する

一般就労や就労継続支援A型へのステップアップを考えている方は、就労支援体制やスキル習得の機会も確認しておくとよいでしょう。

一方で、まずは生活リズムを整えたい方や、安心して通える場所を探したい方もいます。

自分の現在の状態と将来の希望に合った支援が受けられるかを、見学時に確認しておきましょう。

まとめ|就労継続支援B型の作業内容を知って自分に合った事業所を考えよう

就労継続支援B型では、軽作業、食品製造、清掃、農作業、ハンドメイド、パソコン業務など、さまざまな作業が行われています。

ただし、作業内容や工賃、通所日数、支援体制は事業所によって異なります。

令和6年度の全国平均工賃は月額24,141円ですが、実際の金額は地域や事業所、利用状況によって差があります。

B型を検討する際は、工賃だけでなく、自分の体調に合うか、興味を持てる作業があるか、安心して通える環境かを確認することが大切です。

気になる事業所がある場合は、見学や体験利用を通じて、実際の雰囲気や仕事内容を確認してみましょう。

福岡市博多区の 就労継続支援A型・B型事業所 「パラスポ」のご案内

当事業所では、「無理のない通所」を第一に考え、 一人ひとりの体調や目標に合わせたサポートを行っています。

  • 海が見えるリラックスできるロケーション
  • 社会復帰からの一般就労をしっかりサポート
  • 通所も安心の「送迎あり」(※B型利用者のみ)
  • 美味しい「昼食提供あり」(※条件あり)

選べる作業内容

【A型】の仕事内容
  • AIを使用したWEBコンテンツ制作
  • PCデータ入力
  • リラクゼーションセラピスト
  • 和菓子などの販売、接客業務
  • 食器洗浄などの軽作業
【B型】の仕事内容
  • PCデータ入力
  • 室内で座って行える軽作業

「自分に合っているか不安…」という方も、まずは事業所の雰囲気を見学してみませんか?
ご家族や支援機関の方と同伴での見学・体験も大歓迎です。

就労継続支援A型・B型事業所 パラスポ
〒812-0021
福岡市博多区築港本町13-6
ベイサイドプレイス博多C館3F
Mail:paraspoism002@gmail.com

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